
YAMAHA AG06 mk2 BK Review
こんばんは。
前回は、放送局向けのヘッドセット、Shure BRH440Mを紹介しました。
本当は、ヘッドセットに続いて、ライブ配信ミキサー、YAMAHA AG06 mk2 BKも紹介したかったのですが、たくさんの方に見てもらいたいため、後編として、やっていこうと思います。
この動画を投稿する前に発売されたせいか、すでに他のブロガーさんが紹介していて、内容が被ってしまうことが多いと思いますが、思い切ってやっていこうと思います!
それではいきます。
商品紹介

今回購入した商品は、YAMAHA AG06 mk2 BKになります。こちらの商品は、数年前に発売した旧モデルの後継機種になります。
最初は、白色のみの旧モデルを買おうか、迷っていたのですが、後継機種が出ると知った瞬間、旧モデルを買うという選択肢は無くなりまして、「やった!」という気分になりましたね・・・超ラッキーでした!
内容物

商品内容は以下になります。
- ミキサー本体
- 説明書
- ケーブル類
ミキサー本体について

それではミキサー本体を見ていきましょう。
【本体の寸法】
・幅 155mm
・高さ 63mm
・奥行き 202mm
・重さ 1.0kg
色は、ホワイトとブラックの2種類になりまして、当然、ブラックを選びました。
また、搭載されているチャンネル数は、3つだけの”AG03″モデル、6つもある”AG06″モデルの2種類になりまして、今後、やりたいことができた際、拡張性に不便などが無いよう、”AG06″モデルを選びました。

旧モデルとの違いについてですが、見た目からすると、各ボタンの形が四角い形から、丸い形になったことと、ポート類が全て、USB-Type C端子になったことでしょうか。
私は、旧モデルを持っていないので、中身に関して、どこが変わったかを明確に説明することはできませんが、間違いなく、旧モデルよりも使いやすく、パワーアップしているのではないかと思います。
ちなみに、ミキサー本体につきましては、ケースにしまって保管することにしまして、ケースも、別途購入しました。宜しければご参考までにどうぞ。
使用方法
それでは早速、ミキサー本体のセットアップをしていきたいと思います。
ミキサー本体のセットアップについて

まずは、ドライバーをインストールします。今回は、検証用として、Mac版で行います。

ドライバーをインストールすることができたら、マイクをミキサー本体へ繋ぎます。

電源スイッチが入っていない状態で、付属のUSBケーブルをPCへ繋ぎます。

準備が出来たら、ミキサー本体の電源スイッチを入れます。

あとは、先ほどインストールしたソフトを立ち上げれば完了です。簡単にできましたね。
ミキサー本体のsimpleモードについて

それでは引き続き、ミキサー本体のsimpleモードについて、設定していきます。
01 あなたの声は?

声の高さになります。”バス/テナー” は低く、”アルト” は中間、”ソプラノ” は高い声の高さになりまして、私の場合、声の高さは”ソプラノ”になるので、”ソプラノ”に設定します。
02 お使いのマイクは?

使用するマイクの種類になります。私の場合、ヘッドセットのShure BRH440M を使用しますので、”ヘッドセット”に設定します。
03 使い方はどちら?

マイクを使ってやりたいことになります。私の場合、話すことがメインになりますので、”話す”に設定します。これで、3つの項目の設定が終わりました。
ちなみに、こちらの “リバーブ” については、使う予定がないので、OFFにしております。
サウンドチェックについて
これから、”サウンドチェック”を行います。画面の指示に従って、ミキサー本体の音量を調整していきます。
04 マイクのレベル

マイクのレベルツマミを3時の位置に合わせます。
05 GAIN

次に、マイクに向かい声を出しながら、PEAK LED が一瞬赤く点灯する程度まで、GAINツマミを右に回します。
06 レベルツマミ

続いて、下のレベルメーターが適正範囲になるように、レベルツマミを調節します。
07 5秒間の録音テスト

これで、ある程度の調整ができたので、”開始”をクリックして、実際に喋って、録音します。
08 ヘッドフォンの音量調整

録音した音を再生しながらヘッドフォンの音量を調節してください。USB入力音量ツマミを3時の位置に合わせます。
これで一通り、ミキサー本体のセットアップは完了です。
その他について感想

ミキサー本体をPCへ繋ぐまでの手順は、とても簡単でした。必要な物さえ揃っていれば、セットアップに苦労することは無いかと思います。
ただし、この商品には、ACアダプターといった、電力供給できるものが入っておりません。
電力供給ができないデバイス機器へ繋ぐ場合、市販のUSB電源アダプターや、モバイルバッテリーなどを利用する必要があるので、注意が必要です。

一方、マイクの音量調整についてはかなり苦労しました。
最初に収録したときは、マイクの音量が小さく、GAINツマミとマイクのレベルツマミをMAXにしないと音が聞こえませんでした。
説明書通りに行ったものの、音楽が初心者のためか、収録音の基準がよく分からず、「本当にこれで良いのか?」とも思いました。

しかし後ほど、音楽に詳しい人へ相談したところ、マイクについては、コンプレッサーが必要みたいで、コンプレッサー・・・COMP/EQボタンをオンにしたら、ちょうど良い感じの音量と音質へ調整することができました。
音楽が初心者の私でも、ここまで上手くできたと思っているので、音量調整をしていて、いまいち納得いかないなぁと思いましたら、コンプレッサー・・・COMP/EQボタンをオンにすれば、だいたいのことは、解決できると思います。

基本、こういった音楽のデバイス機器に関しては、何も考えずに、そのままデフォルトで設定されているものを使えば、問題なく、使えるようです。
ただし、今回検証したマイクは、Shure BRH440Mという放送局向けのヘッドセットになりますので、コンデンサーマイクとか、ダイナミックマイクなどを使うとなると、ミキサー本体の調整方法が、若干変わってくるかもしれないですね。
どうしても心配で気になるという方は、音楽が詳しい友人などへ相談して、一度見てもらった方が良いかと思います。
まとめ

というわけでいかがでしたでしょうか。今回のレビューについて、以下にまとめました。
- 旧モデルの後継機種として十分パワーアップしていた!
- 必要なものが揃っていればセットアップは簡単にできた!
- 電力供給できるものが入っていなかった。
- マイクの音量調整の基準がわかりづらかった。
数年前に発売した旧モデルの後継機種として、色がブラックかつ、搭載されているチャンネル数が6つもあるライブ配信ミキサー”AG06″モデルをレビューしました。
旧モデルとの違いについては、ボタンの形が、丸い形になったことと、ポート類が、USB-Type C端子になったことで、更に、使いやすくなったのではないかと思います。
また、ミキサー本体のセットアップについては、必要な物の他に、市販のUSB電源アダプターなどがあれば、苦労せず、簡単に済むと思います。
一方で、マイクの音量調整については、かなり苦労しましたが、何も考えずに、説明書通りに行い、COMP/EQボタンをオンにすれば、だいたいのことは、解決できると思います。
どうしても気になる場合は、音楽が詳しい人に、相談した方が良いかと思います。
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それでは!