
New My PC build Review
こんはんば。
皆さま、お久しぶりでございます。hamikamiです。・・・やっと動画とブログを投稿することができました。
初めての自作PCになりまして、半年前から計画しておりました。部品集めから、組み立ての手順、予算、撮影方法、曲選びなどで苦労した力作になりますので、組み立てから紹介していきますので、宜しくお願いします!
パーツ構成
今回、組み立てたPCの材料は以下になります。
パーツ | ブランド | 商品名 | 価格 |
CPUs | Intel | Core i9 12900K | 75,600 |
Motherboards | MSI | MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4 | 34,180 |
Memory | Crucial | Ballistix Desktop Gaming Memory (Black) DDR4-3200 32GB x 2 | 45,775 |
Memory | Crucial | Ballistix Desktop Gaming Memory (Black) DDR4-3200 32GB x 2 | 45,775 |
Storage | Western Digital | SN850 NVMe SSD 2TB, M.2 | 37,790 |
Storage | Western Digital | SN850 NVMe SSD 2TB, M.2 | 37,790 |
Power Supplies | CoolerMaster | MWE GOLD 1050 V2 | 20,980 |
PC Cooling | NZXT | KRAKEN Z73 簡易水冷 120mm x 3 | 30,940 |
Video Cards | ELSA | NVIDIA RTX A4000 | 150,150 |
Cases | CoolerMaster | MasterBox CM694 TG ATX | 15,152 |
Grease | AINEX | Nano Diamond Thermal Grease DX1 | 1,200 |
Fans | CoolerMaster | 200029950-GP 120mm | 700 |
Fans | CoolerMaster | 200029950-GP 120mm | 700 |
Fans | CoolerMaster | 200029950-GP 120mm | 700 |
Accessories | EZDIY-FAB | PSU Cable Extension SLEEVED CABLE (Black) | 2,580 |
OS | Microsoft | Windows 10 Pro package | 21,613 |
– | – | 合計 | 521,625 |
総額50万円オーバーですが、マザーボードやCPU、簡易水冷などは、本来もう10%上乗せされた価格で販売されており、市場を探しつつタイミングも待ってから購入したので、個人的には満足した価格かと思います。OSについては、使用するCGソフト等に合わせたかったため、Windows 10 Pro にしました。
ただ、メモリに関しては、欲しいメモリが国内で販売しておらず、1か月以上待っても入荷する見込みもなかったので、わざわざ海外のebayを使って取り寄せて購入しました。1回の取引で一気に2個買いたかったのですが、送られてくる商品の信用度に疑問を抱いていたので、1個ずつの購入で様子を見ながら取引しました。
あとは、ケースに付属するファン( 200029950-GP 120mm )については、別パーツとして販売していなかったので、メルカリから購入しております。
組み立て
さて、先ほどのパーツ構成で紹介したとおり、PCを組み立てていくのですが、撮影しながら時間に追われていったので、あまり詳しくは説明できないかもしれませんが、一応文章と写真を付け加えながら、流れを紹介していきたいと思います。
マザーボード

今回、購入したCPUは、Intel Core i9 12900Kになります。このCPUは、デカくてソケットによる圧が大きくて、CPUが曲がるという現象が話題になるほど有名な商品になりますが、パフォーマンスも大きくてRyzen 9 5950Xに匹敵するほどの能力を持っているらしいです。
しかし、ソケットによる圧によって、CPUの冷えが悪いと困るので、予め用意しておいたM4ワッシャーの0.8mmサイズを使いました。マザーボードに付いている、ヒートスプレッダを外して、M4ワッシャーを置いて、ヒートスプレッダを元に戻すだけです。今後、長期間使うPCということで、バグることなく長期間使えることを祈りながら行いました。
CPU取り付け

CPUを取り付けた後の状態です。ワッシャーが入っているせいか、少し固かったですが問題なく取り付けることができました。
メモリを挿入

今回、購入に一番時間がかかり、悩んだパーツになります。CrucialのBallistix Desktop Gaming Memory (Black) DDR4-3200 32GB x 2です。
半導体不足ということから、メモリの入荷が見込めず、1か月以上待っておりました。他パーツを購入してからの初期不良解消のためにも、できるだけ時間をかけずに組み立てたかったので、ebayで海外(イギリス)から取り寄せて購入しました。
ebayについては、正直言って賭け・・・ギャンブルでした。初めての利用ということもあり、信用度も全くなく、45,775円払っても、ちゃんとした商品が来ないのではないかと心配もしました。1度に2個購入したかったという気持ちもありましたが、商品が偽物などというリスクのことも考えて、1回ずつの取引を行い、2個購入しました。良い大人は真似しないほうが最適かと思います。

写真では、2本しか付いておりませんが、動画撮影の後にもう2本取り付けております。メモリの取り付け方は簡単で、メモリの両側にあるラッチを指で押して開けて、メモリをまっすぐに取り付けるだけです。ちなみに、2本しかない場合は、写真の通りに挿すのが正解です。この辺は、取扱説明書やPCレビューなどを見れば、一通り把握できると思います。
Storage M.2 SSD

Storageについては、Western DigitalのSN850 NVMe SSD 2TB, M.2を2個、取り付けました。読込速度 7,000 M/s ・書込速度 5100M/sともに早くて優秀なSSDと調べてわかったので、こちらにしました。
本当は、メモリと同じメーカーのCrucialにしたかったのですが、読込速度・書込速度・値段が、このWestern DigitalのSSDと比べてメリットがなかったので、メーカーによるこだわりは諦めて、Western Digitalにしました。個人的には、もともとM.2カバーを付けて、見えなくなるパーツかつ、見た目も悪くないので、気に入っております。

M.2のカバーを外し、M.2 SSDを取り付けたら準備完了。M.2カバー裏にあるヒートシンクの保護シールをはがし、そのままM.2 SSD へ乗せて、元に戻していく感じです。

こんな感じで、M.2 SSDの取り付けは完了です。当然、見えていないと思いますが、01.と02.のカバーにM.2 SSDが入っております。容量も増えたので良かったです。
電源ユニット

電源ユニットについては、細かいことは割愛しますが、ケチらないほうが良いということがわかったので、1050Vの電源ユニットを購入しました。また、メーカーについては、こだわる形でケースと同じCoolerMasterにしました。

電源ユニットは意外と大きく、ケース内に収まるかなと思いましたが、予め調査しておいたおかげで、気持ち良くハマってくれました。見た目もカッコいいし、この電源ユニットにして良かったなと思います。
マザーボードをケースに

このケース、CoolerMasterのMasterBox CM694 TG ATXは、E-ATXからmini ITXまでのサイズに対応したケースです。ケースの選定は、かなり悩ました。理由については様々で、大きいPCにするか、小さいPCにするかによって、欲しいスペックや今後改造するPCの範囲などもありましたし、何よりデスク付近に置く場所も考えないといけなかったので大変でした。選定のきっかけとしては、もっと今後改造したい上、人気商品だったということでしょうか。ケース到着時、あまりにも大きくてびっくりしましたが、個人的にはかなり気に入っております。

マザーボードをケースに入れてから、ネジ止めしていきます。ネジ止めについては、対角線上に取り付けながらガチガチに取り付けていくのがセオリーです。このことについて、私は知っておりましたが、ネジの多さと撮影時間、ピンボケなどがあって色々と大変でした。
LGA 1700用ソケット

今回購入したCPUについては、規格があり、LGA1700タイプでないと、CPUクーラーを取り付けることができないみたいです。私が購入したCPUクーラーは、NZXTのKRAKEN Z73 簡易水冷 120mm x 3でして、LGA1700用のソケットは入っていないタイプでした。そのため、公式からLGA1700用ソケットの取り寄せ申し込みを行い、LGA1700用ソケットを手に入れました。

取り付け方法については簡単ですが、ガバガバ感があって違和感がありましたが、あとで水冷ヘッドを取り付ける際に正しく取り付けられるようなので、問題ありませんでした。ただ、裏側からLGA1700用ソケットを取り付けながらのネジ止めをしないといけなかったので、撮影には少し苦戦しました。
簡易水冷・ファン

次に、CPUクーラーを配置します。CPUクーラーについては、先ほど記載した、 NZXTのKRAKEN Z73 簡易水冷 120mm x 3 です。向きについては、人それぞれあるようですが、CPUの冷え冷えにしたいということもあって、前面へ吸気型にして取り付けることにしました。また、水冷ヘッドのホースに対しても、きちんと循環ができるよう、ホースが上下にならないよう、まっすぐにして取り付けるつもりです。

簡易水冷の向きが決まったところで、ファンを取り付けていきます。ファンは、 NZXTのKRAKEN Z73 についていた ファン、120mm x 3 を使います。

取り付け方についても、先ほどのマザーボードと同じで、対角線上に軽くネジ止めを行いながら、別のファンを取り付ける形で対応しました。ファンから出ているコードについては、ファンの右側にある穴からコードを出す形で、配線ができるようにしております。
グリス塗り

簡易水冷、ファンの取り付けなどが終わった段階で、すぐに簡易水冷が取り付けられるよう、先にCPUへグリスを塗ることにしました。まずは、CPUへ塗りたい箇所を決めて、マスキングテープで固定します。

マスキングテープで固定し終えたら、グリスを塗っていきます。使用したグリスは、AINEXのナノダイヤモンドグリスDX-1です。グリスについては、とくにこだわりもなかったのですが、良いグリスであれば熱伝導率が良いということで、1,200円と少し高めのグリスにしております。

最初に盛ったときは、少し少なくて、全体に行き渡らなかったので、グリスを追加して、ヘラで伸ばすような形で対応していきました。普通に塗って伸ばすよりは、このようにマスキングテープで固定して塗ったほうが、個人的には安全かつ安心できると思います。
水冷ヘッド取り付け

CPUにグリスを塗り終えたので、ほこりなどの侵入を回避したく、急いで水冷ヘッドのホースが上側に来るように取り付けました。最初はグラグラして安定感もなく心配していたのですが、対角線上にネジ止めしていくことで、しっかりと強く固定することができました。

水冷ヘッドを固定し終えた状態ですが、写真ですと、ホースが下側になっていると思います。これは撮影による向きによって、ホースが下側に来てしまいましたが、実際ですと、ホースは上側に来ている状態です。誤解がないように言っておきますが、ホースは上側に来るように取り付けております。
配線整理

配線整理については、アクセサリーとして、延長スリーブケーブルを使ってやっていきました。これがなかったら、見栄え的にもかなり悪くなっていたと思います・・・。

配線整理メインの電源ユニット類については、かなり苦戦しました・・・。取扱説明書や、Youtube、PCレビューの記事を見ながら勉強しまして取り付けていきました。配線のまとめや、整理については、ケースについてきた結束バンドがあったおかげで、綺麗にとは言えませんがうまくまとめることができました。
グラボ

グラボについては、ELSAのNVIDIA RTX A4000を使います。なぜ、RTX A4000なのかというと、CGがやりたかったというのが本音です。
通常のグラボ・・・RTX 3600~3800シリーズとかを使っても良かったのですが、CG製作には相性があまりよくないらしく、ゲームや動画製作に特化しているらしいので、CG制作に相性が良く、業務用とかに使われるRTX A4000にしました。値段もRTX 3600~3800シリーズよりも安価かつ、優秀なグラボなので個人的に2番目に気に入っている部品です。

ケースについているラッチを外して、グラボを挿せるようにしております。本来、RTX 3600~3800シリーズは、2ラッチ開ける必要があるみたいですが、RTX A4000は小さく、1ラッチのみ開ければ問題ないので、大変助かっております。

また、RTX A4000は、小さくて軽いので、自重によるマザボとグラボの差込口などの変形も軽減できそうです。RTX A4000を付けてみて、カッコいいのはカッコいいのですが、正面の金色の部分が、少しダサいような感じがします・・・が、スペックや価値としてはかなり高いほうなので、仕方ないかなと思っております。
配線整理(最終段階)

配線整理が最終段階まで迎えた状態です。電源ユニット付近は、やはりコードでぐちゃぐちゃになってしまいますね。

ケース裏面については、もっときれいにしたいところですが、コード1本ずつの長さが微妙で、綺麗にそろえることができませんでした。撮影や組み立て期間にも時間をかけたくなかったので、この辺で諦めましたw

ケースのふたを閉じれば、この通り!全く問題なし笑
もうすぐ完成

この通り、配線も完了して、あとは水冷ヘッドにある保護フィルムを剥がし・・・

ガラス板を付ければ完成です。

ガラス板の取り付けは、画像のとおり、上部端にあるマイナスドライバー型のネジに対し、コインで回して取り付けていく感じです。

ガラス板を取り付け終えたら、保護フィルムを剥がして完成!!
自作PC完成!

組み立てから1日半以上かかりました。撮影しながらということもあったので、三脚や照明を移動しながらの組み立てだったので大変でした。ただ、こうして記録として残る思い出としては、個人的には達成感が非常にあります。この通り、見た目もすごくカッコ良くなりましたし、水冷ヘッドとグラボ以外、ブラックで統一された感じが非常に素晴らしいです。思っていたとおりのPCになって良かったです。

ディスプレイの出力方法については、Display portを使用しております。映像出力に関しては、マザーボードからの出力は不可で、このグラボからでしかできないようです。

また、Wi-Fiについては、マザーボードに元々ついているので、Wi-Fi用の拡張スロットを使わずに済みました。これもきちんと調べておいたおかげですね。
外観

照明を当てて、正面から見た状態です。

正面にあるカバーを外した状態です。

正面にあるカバーのついてで、ガラス板を外した状態です。

ケース天面です。

ケース天面のカバーも外すことができます。天面側は排気として、CoolerMasterの200029950-GP 120mmを3個取り付けております。200029950-GP 120mmは、このケースに付属するファンで、公式では売っていなかったので、別途メルカリで購入しております。

水冷ヘッドのディスプレイは、こんな感じで自分の気に入ったGIF画像を指定して、表示することができます。画質・色合いはあまり良くない方かと思うので、私のように、シンプルに見せたい場合ならGIFでも問題ないかと思います。
また、GIF以外にも、CPU・GPUの使用パーセンテージや、温度、負荷率なども表示することができます!最高です。
ベンチマークなどについて
組み立て後、ある程度セッティングができたので、ベンチマークなどを画像にて載せておきます。







BIOSなどで設定すれば、オーバークロックなどができて、さらに能力を発揮してくれるようですが、初心者としては、あまりBIOSは変更しない方が良さそうなので、BIOSは操作しておりません。ある程度、PCに知識が付き、探求心がついてきたら、行おうかなと考えております。
まとめ

というわけで、いかがでしたでしょうか。
人生初の自作PCを組み終えた感想としては、「最高!!」という気分です!!今までにも複数のデスクトップPCを購入して使ってきましたが、私がやりたいことに答えてくれないPCばかりで諦めておりましたが、ある程度の時間とお金が溜まったおかげで、このような部類へ手を出すことができました。
半年前から計画していた自作PC・・・本当に大変でした。とくに悩んだのが、CPUの種類です。Ryzenか、Intelか。これによって、組むパーツも違ってきますし、予算も違ってきます。
私は、当初Ryzenを考えておりました。しかし、Intelよりも入手度が難しく、価格も高い。高パフォーマンスですが、Intelよりも安定感は少し低いということもあったので、長期間使うことを考えて、Intelにしました。悔いはないです。
前に使っていたPCは、約5・6年で寿命が来ましたが、このPCはいつまでも持っていてくれると嬉しいです。10年以上持ってくれると有難いかな・・・。総額50万円以上かかっているPCなので、当然大事に使っていきたいですね。
組み立ても本当に楽しかった・・・できたという快感、自分好みのPCへ仕上がっていく感じが何とも素晴らしい。この快感をもう1度味わえるよう、色んなことに手を出して、準備していきたいと思います!
Youtubeについてはこちら!
それでは!