コクヨ オフィスチェアー Duora Review
こんばんは。
前回、自分に見合ったオフィスチェアーを探しに、品川にある株式会社コクヨが運営するパブリックエリア、THE CAMPUSへ行ってきました。ノートやペンなどの文房具から、ちょっとオシャレなファッショングッズや法人向けのようなオフィス用具まで揃っていて、とても楽しめる施設でございました。
そんな中、現地で色々なオフィスチェアーを座って検証したみた結果、Duoraのオフィスチェアーが一番良かったので、こちらを購入しました。
今回は、LINE UP内におけるDuoraのスペックから、機能や座り心地等のレビューを行っていきたいと思います。
それではいきましょう!
商品紹介
Duoraとは、独自開発の背もたれ調節機能が作業姿勢の変化や体格差に応じた最適サポートを実現したオフィスチェアーです。機能を落とすことなく、最小限の部材構成で作り上げられたシンプルなデザインとなっております。
また、二重フレーム構造がもたらす、しなやかな背もたれは、前傾・後傾の大きな姿勢変化や個々の体格差に対して適切な位置に調節ができるオフィスチェアーになります。
内容物
今回購入したコクヨのオフィスチェアーは、職場や部屋の雰囲気に合うよう、様々な色や機能を組みながら購入することができます。
コクヨ公式オンラインショップ内で、オフィスチェアーのコーナーを見ればわかるのですが、座面の色や材質、脚や肘掛け機能の有無など、幅広い範囲でカスタマイズすることができます。
その中で今回、私が購入したDuoraのスペックについては、次になります。
タイプ | メッシュタイプ |
背 | ヘッドレスト付きタイプ |
肘 | 可動肘 |
脚 | ブラック樹脂脚 |
ランバーサポート | あり |
本体色 | ブラックフレーム |
張地 | ブラック |
キャスター | フローリング用キャスター |
幅広いLINE UP内で選んだと言っても、ほぼ黒に統一されたシンプルなものになりますが・・・それでも、自分好みのオフィスチェアーを組むことができましたので、とても嬉しかったですね。
では、各スペックを選んだ理由について、1つずつ紹介していきたいと思います。
タイプ
クッションタイプとメッシュタイプの2つから選ぶことができます。その中で、メシュタイプを選んだ理由は、THE CAMPUSへ行った際、係員さんからのアドバイスで、暑い時期だと蒸れやすいので、通気性のあるメッシュがオススメだと言われたので、メッシュにしました。汗をかきやすく、後ろへ寄りかからないように座る私にとっては、ピッタリだなと思いました。
背
ヘッドレスト付きタイプについてですが、常に、後ろへ寄りかからない、骨盤が良いような状態で座ることを意識しているので、ヘッドレストが付いていない、ハイバックタイプで良いかなぁ・・・と思いましたが、たまに考え事をしたい時や、休憩でぼーっとしたいときなどにあったら良いなぁと思いましたので、ヘッドレスト付きにしました。
肘
自動昇降ができる机に合わせて手が置けるようにするために、可動肘にしました。また机に手を置いて作業する際、肩や背中などの負担を減らしたかったというのもあります。
脚
全て黒に統一したので、ブラック樹脂脚にしました。他に、ホワイト樹脂脚とアルミポリッシュ脚とあり、計3種類から選べます。
ランバーサポート
ランバーサポートについては、無しでも良かったのですが、有ると無いのでは、買って座ってみた際、後悔するのも嫌なので、ランバーサポート「あり」にしました。
本体色
本体色・・・いわゆるフレームの色ですね。こちらは、ブラック樹脂脚同様、ブラックフレームにしました。ブラックフレームとは別に、ホワイトフレームも選べます。
張地
座面と背もたれの張地色は、当然、フレーム・脚の色を統一していることから、ブラックにしました。こちらは、ライトグリーンやソフトベージュといった、オフィスや部屋に合うような様々な色合いが揃っており、計10種類から選べます。
キャスター
最後、キャスターについては、部屋の床がフローリングのため、フローリング用キャスターを選びました。これは、個人的にとても嬉しかったですね。フローリング用キャスターとは別に、カーペット用キャスターも選べます。
機能紹介
それでは、Duoraの機能を紹介していきたいと思います。せっかくですので、1個ずつ紹介していきます。
座面の昇降
座面裏の右手中央部にある昇降レバーで、座面の高さを調節することができます。座面を上げたい時は、腰を浮かせてレバーを軽く引き上げ、座面を下げたい時は、座面に腰をかけてレバーを軽く引き上げます。
座面の奥行調節
座面裏の左手中央にある奥行調節ボタンを押すことで、座面を前後にスライドすることができます。調整の仕方は、奥行調節ボタンを押しながら調節します。
50mmの範囲で5段階に調節できます。座ったままでの調節は難しいので、腰を浮かせて調節するか、イスから立って調節することをオススメします。
座面(ポスチャーサポート)
いわゆる、こちらの座面になります。姿勢が崩れる原因のひとつである骨盤の前滑りを防止し、適切な体圧分散によって、長時間の作業も快適に行えるそうです。手で押した感じ、弾力もあり、座ってみても、猫背になりにくかったです。
Duoraの機能について
続いて、Duora独特の機能を紹介していきます。
ペルビックアジャストサポート
腰全体を押し上げて、背骨を自然なS字形状に促してくれる機能になります。背もたれ下部の左右にある調節レバーで、背もたれのサポートエリアが2段階に調節できます。
01 背もたれ下部(腰部からペルビック部)のサポート
前傾姿勢にしたい時は、背もたれから体を離して、両側のレバーを前側に回転させると、背もたれ下部が前方(ぜんぽう)へ移動します。
02 背もたれ全体のサポート
前傾姿勢にしたい時は、背もたれから体を離して、両側のレバーを前側に回転させると、背もたれ下部が前方(ぜんぽう)へ移動します。
ランバーサポート
腰の部分からペルビック部分をより積極的にサポートし、骨盤の後倒れを防いでくれるようです。
背もたれのロッキング固定レバー
寄りかかる際、座面裏の左手中央部にある固定レバーで、3段階に寄りかかりの角度を固定することができます。
01 ロッキングしたい時
ロッキングするときは、座面の中央に深く腰をかけて、背もたれを希望の角度にし、レバーを押し下げることで固定されます。
02 ロッキングを解除したい時
ロッキングを解除したいときは、レバーを引き上げて手を離し、背もたれに寄りかかることで解除されます。
可動式の肘掛け(クランクスライドアーム)
続いて、肘掛けになりますが、クランクスライドアームという機能が付いておりまして、前傾姿勢でも後傾姿勢でも、このように、身体に近い位置に肘当てを移動することができるよう、大きく後方にスライドする動きになっております。肘掛け部分を持って内側に傾け、希望の位置にスライドすることができます。
また、可動肘付きタイプのみになりますが、肘昇降ボタンで、肘掛け部分の高さを11段階に調節することができます。調節の仕方については、このように肘掛けを持って、ボタンを押し込み、希望の高さにしてボタンから指を離します。このとき、「カチッ」 と音が鳴り、ボタンがしっかり戻ったことを確認してください。
ヘッドレスト
最後に、ヘッドレスト付きタイプのみになりますが、このように、30度の範囲で前後に倒すことができます。
実際に座ってみた結果・・・
THE CAMPUSで座ってみた感想と同じになりますが、THE CAMPUSで座った他のイスと比べて、快適に座ることができます。
ペルビックアジャストのサポートによって、背もたれのお尻部分他、骨盤を支えてくれます。背もたれの下部に値する、お尻の上部が当たって、きちんと前傾姿勢になれている感じがしました。
おまけに、自分にとって、良い姿勢を少しでも長くキープし続けるために、最初に座り具合の確認をするですが、その際、最適な箇所・姿勢がすぐにわかるので、非常に嬉しかったです。
あとは、肘掛けの高さ調整や、クランクスライドアームによる肘当ての位置を移動できることでしょうか。肩の力を抜いて、肘を曲げた場所までの高さに設定することで、肩こり等が軽減できそうということですし、作業時におけるキーボード入力や待機している時などの腕の位置調整が楽にできました。
ただ、きちんとした位置に合わせないと、肘掛けに腕を下ろした際、所定の位置まで落ちてしまうということが多いです。
背もたれの寄りかかりについては、少し強めに後ろへ寄りかからないと、後傾姿勢になることができません。
かなり強い力が必要です・・・。肘掛けに手を置いて調節することをオススメします。
他については、しっかりとしたオフィスチェアーということもあって、かなり大きいですね。脚周りが大きくて、移動したい範囲が限られてしまうということでしょうか。
基本は、机からオフィスチェアーが左右前後に使える範囲として、約70cmあれば余裕を持って使うことができそうですね。
まとめ
というわけで、いかがでしたでしょうか。今回のレビューについて、以下にまとめました!
- 色から様々な機能の種類を細かく決めることができた!
- ペルピックアジャストによって、骨盤を支えてくれた!
- 自分がなりたい正しい姿勢ができた!
- 値段が高い・・・
- 肘掛けの下ろす位置が決まらないと落ちる。
- 背もたれの寄りかかりは強めでないと寄りかかれない。
背もたれの調節機能が、確かに色々とあって、本当に機能を落とすことなくですね、最小限かつシンプルな構成となっておりました。
また、注文したDuoraのスペックについても、イス本体のみならず、座面や背もたれの色や生地、肘掛けやキャスターの種類など、幅広いLINE UPで販売されておりました。私のように、個人で購入する人にとっては、とても嬉しいですね。
機能については、コクヨということもあって、さすがです。楽であまり良くない姿勢で座ることもできますが、第一優先として、人それぞれに合った正しい姿勢で座る人のことを考えられた構成となっていてとても素晴らしい製品だなと思いました。
特に私が座っていて、一番良かった点については、ペルビックアジャストのサポートでしょうか。座った際、背もたれのお尻部分の他、骨盤がきちんと支えられているなと実感しました。
他に、可動式の肘掛けや、座面のクッションが良いおかげで、自分にとって正しい姿勢でのポジショニングが行いやすくなったということですね。ここまで小刻みにセンチ・ミリ単位での調節ができるイスって、なかなか無いなと思っております。
ただ、当然デメリットもあります・・・。それは値段ですね。コクヨというオフィス製品としてのブランド価値が高いせいか、オフィスチェアーとしての値段も当然高かったですね・・・。カスタマイズがしやすく、仕事として使える分、高いのは仕方ないと思いますが、他にこれ以上、きちんとしたオフィスチェアーかつ、信用性という意味では、出す価値はあるかなと思っております。
あとは、背もたれの寄りかかりや、肘掛けを設定できる位置でしょうか・・・。背もたれの寄りかかりは、本当に思いっきり強く背中を後ろへ押さないと、寄りかかることができません。まあ・・・身体を後ろへ寄りかかることって、身体に良くないことは自覚しておりますが、たまに寄りかかりたくなる時、強く後ろへ押さないと寄りかかれないというストレスは出てきそうなので、少しだけ残念な気がします。
肘掛けについては、小刻みセッティングできることは嬉しいのですが、たまにセッティング位置が合っていなかったりすると、腕を下ろした際、1段階、下に落ちてしまうことがありました。今も、何も知らない状態で安心して腕を下ろした際、突然、肘掛けが下に落ち、驚いてしまうことが多々あります・・・。
その他については、一般的に販売されているオフィスチェアー同様、座面の高さ・奥行を自分の身体に合わせて調節することができましたし、不快なく調節することができました。
腰のみならず、姿勢やインテリアにも最適な商品として、大きい分、場所もかなり取ってしまいますが、しっかりしたオフィスチェアーということもあって、買っておいて良かったなと思いました。
テレワークにおける机周りや部屋の改善でどちらにしろ、持っておいて損はないですし、10年以上かつ、これから歳を取っていく意味では、良いものが必要だと思いますので、末永く・・・壊れるまで大事に、使っていきたいと思います!
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それでは!