ラテアート Bialetti milk frother & RHINO STEALTH MILK PITCHER Review
こんにちは。
前回、Bialetti MOKA EXPRESS 3cupを使って、直火でエスプレッソを抽出するレビューをさせて頂きました。今度はミルクフローサーを使って、ラテアートができるのか・・・ということでレビューしていきたいと思います。前回の商品リンクも念のため貼っておきますので、宜しければご参考までにどうぞ。
開封儀式
今回購入した商品は、上図の2点になります。
- Bialetti milk frother(ミルクフローサー)
- RHINO STEALTH MILK PITCHER(ミルクピッチャー)
前回の投稿で、ミルクフォーマーを使うと宣言しましたが、ミルクフローサーにしました。
ミルクフローサーにした理由は、前回のBialetti MOKA EXPRESS 3cup と同じブランドを使いたかったからです。本当はミルク泡立て器・・・ミルクフォーマーを使いたかったのですが、Bialettiのミルクフォーマーがなかったので、こちらにしました。
箱の外観に関しては前回同様、海外製品のためか日本語が1つもありませんでしたが、梱包はきちんとされておりました。ただし、発泡スチロールのような梱包材は無く、ダンボールのみで構成されていたので少し注意が必要です。
ミルクピッチャーは、購入するのに時間がかかりました。何せ、商品がたくさんあって、どれが一番良いかわからなかったからです。InstagramやAmazonと比較して、流通していて値段があまり高くないものを購入しました。
こちらも、今回購入したミルクフローサーと同じように、発泡スチロールのような梱包材は無いまま、入っておりました。
とりあえず2つの商品を取り出して、一通り並べてみました。コーヒー関連で入門する程度であれば、これぐらいあれば十分かなと個人的には思います。
ミルクフローサーとミルクピッチャーのみを取り出してみた状態です。
ミルクフローサーは、MOKA EXPRESS同様、シルバーで構成されたデザインとなっており、調理用として扱うには非常に最適かなと思っております。
ミルクピッチャーも、ミルクフローサーやMOKA EXPRESSと同じようなシルバー色に統一しても良いなと思いましたが、あえてブラックにしました。個人的にはとても気に入っております。
内容物(ミルクフローサーのみ)
それではミルクフローサーの商品内容について説明していきます。ミルクフローサーの商品内容は以下になります。
- ミルクフローサー本体
- 取り扱い説明書
- 予備の泡立て用リング1個
- メッセージカード(総代理店で購入したのみ)
ミルクフローサー本体は、取っ手が付いていて安定しております。重さは個人的には普通ですが、身体的に弱点のある方は少し重く感じるかもしれません。また表面がシルバーということもあって、汚れは多少目立ちますが、水や布巾で簡単に洗い落とせますので、デザイン配色や使用用途については良さそうかと思います。
こちらはミルクフローサーの 取り扱い説明書 になります。海外製品とはいえ、日本語できちんと解説されており、各部の名称や製品仕様、使用方法などの細かい情報が書かれておりました。
各部の名称と製品仕様です。細かくきちんと記載されているので安心できますね。
個人的に気にするポイントは 本体内部目盛り盤 になります。使い方によって、牛乳を入れる量が異なってきますので、少し注意が必要ですね。
各部の名称と製品仕様になります。上図のとおり、このミルクフローサーはミルクを泡立てるだけでなく、泡立てながら温めたり、ミルクを泡立てないで温めることもできます。
先程記載したとおり、本体内部目盛り盤のアイコンによって、牛乳を入れる量とやり方が異なってきますので注意してください。
下の MAX / MIN は泡立て時、
上の MAX ラインはあたためのみの機能になります。
予備の泡立て用リングになります。フタに付いていた泡立て用リングを紛失してしまったり、破損した場合などに使うと良いでしょう。
メッセージカードです。ミルクフローサーのみ、Bialetti日本総代理店で購入したため、こちらのメッセージカードが付いてきました。
ミルクフローサー本体の底面になります。電源プラグが付いたパワーベースにセットすることで、動く仕組みになっており、消費電力は500Wになります。
本体底面は極力、水に濡らさないよう、注意して取り扱いましょう!故障の原因になるみたいです。
開封時、フタに泡立て用リングが付いている状態になっております。フタはガラスかと思いきや、ポリカーボネート(耐熱温度180℃)・・・熱可塑性プラスチックの一種になりますので、落としも割れることはないでしょう。
本体内部になります。開封時は、あたため用リングがついております。本体内部は、ふっ素樹脂塗膜加工となっており、使い終わった後のミルクを水で簡単に洗い流せるものになります。
電源プラグが付いたパワーベースになります。使用する時だけ、電源プラグを挿すと良いでしょう。
こちらも極力、水に濡らさないよう、注意して取り扱いましょう!故障や感電の原因になるみたいです。
パワーベースの底面になります。裏についている長いシリアルナンバーみたいなものは、とくに記載されておりませんでした。
ラテアートの作り方
それでは、いよいよラテアート作りをしていきたいと思います!必要な材料は以下になります。
- エスプレッソ、あるいはインスタントコーヒーか、ココア
- 牛乳(ミルク)115ml
- ミルクフローサー
- ミルクピッチャー
まずミルクフローサーの本体内部にある、あたため用リングを外します。このあたため用リングは、電子レンジがあれば必要ないと思いますので、ミルクフローサーのフタに付けても良いかと思います。
次に、フタに付いている泡立て用リングを外します。
泡立て用リングをミルクフローサーの本体内部に取り付けます。
ミルクを本体内部目盛り盤の下に記載してあるMAXまで入れます。(ミルク115mlになります)
ミルクを入れ終わったら、フタをしてパワーベースへセットします。
パワーベースへセット後、電源プラグをコンセントに差し込んでください。今回は、牛乳の泡立て&あたためを行うので、電源ボタンを押して、青と赤のランプを点灯させて行います。
牛乳の泡立てのみの場合、 電源ボタンを1〜2秒長押しすると青いランプが点灯し、泡立てリングの回転が始まります。
電源ボタンを押すと、こんな感じで回り始めます。泡立ての機能は以下になります。
所要時間
- 泡立てのみ・・・65秒
- 泡立て&あたため・・・75〜115秒
- あたためのみ・・・130〜170秒
最大容量
- 泡立てのみ・・・115ml
- 泡立て&あたため・・・115ml
- あたためのみ・・・240ml
ちなみに、フタを閉めなくても行うことはできますが、目盛り盤MAXまで牛乳を入れての撹拌となると、牛乳の飛沫が結構飛び散りますので、フタはしておいたほうが良いです。
一定時間が経過すると青のランプが消え、赤のランプが点滅に変わり、撹拌が終了します。約30秒後に赤のランプが消えるまで、いじらないようにしましょう。
赤のランプが消えた後、ミルクフローサー本体をパワーベースに戻すと、急に泡立て機能になることがありますので注意してください。
赤のランプが消えた後、撹拌したミルクをミルクピッチャーへ移し替えます。
移し替えた後、撹拌したミルクの泡で、うまくラテアートが出来ない可能性がありますので、ミルクピッチャーを下へ軽く数回叩いて、泡を潰しましょう。
あとはエスプレッソ・あるいはインスタントコーヒーをカップの中へ入れていきます。
ラテアートはバリスタの専門職であるため、綺麗に注ぐには訓練が必要になりますので、初心者がいきなり完璧にできることは無いと思って下さい(笑)
ポイントは、4〜5cm程度の高さからミルクを注ぎ、カップの1/3程度まで入れます。あとはミルクピッチャーをカップに近づけて、アートを作っていくイメージです。
これで完成です。私がラテアートを初めて作ってみて、一番良かった結果がこんな感じです。これまでに何度もチャレンジしましたが、これが今までやった中で、一番出来が良かった方です(汗)
ラテアートは難しくて、習得するまでの根気が必要になります。まあ・・・ラテアートにこだわらくても、クリーミーで美味しいカプチーノを味わうことができるので、楽に本場の味を楽しむには十分かと思います。
カフェでよく飲むラテアートがあるカプチーノやフラットホワイトは、エスプレッソマシンやミルクスチーマーを使ってやっているので、この方法よりはうまくできるかと思いますが、家庭で行うとなると、お財布と相談しないといけないようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回と同じで、本場の味や見た目にうまく近づけるかなと思いましたが、想像よりも現実というギャップにかなり落ち込んでしまいました。ラテアート技術に関しては、かなり訓練が必要みたいです。
作ってみて試飲しまして、味は美味しいのですが、カフェで飲むようなエスプレッソの独特な味とフワフワした甘くて柔らかいミルクには到底近づけそうにないです。あのような味わいを楽しむには、やっぱりエスプレッソマシンが必要かなと思います。
今回使用した商品、ミルクフローサーとミルクピッチャーに関しては以下になります!
ミルクフローサー
- ミルクの泡立てだけでなく、あたためながら泡立て、あたためるだけの機能がある!
- 水洗いのみで済む!
- 本体内部の表面加工により、ミルクの汚れが落ちやすい!
ミルクピッチャー
- ミルクフローサー本体よりも軽くて小さいからやりやすい。
- 見た目も黒色でカッコイイ!!
ミルクフローサー
- 本体内部目盛り盤のアイコン表記がわかりにくい。
- 撹拌後、パワーベースへ戻すと勝手に作動することがある。
- 撹拌終了後の赤ランプ点滅による約30秒待機により、ミルクの質が落ちる。
ミルクピッチャー
- 多くある中で、どれが一番良いかわからない。
- 黒色なので、汚れが目立ちやすい。
ちなみに、今回のブログと撮影のためにラテアートを練習しましたが、ミルク・・・牛乳パックを7L以上消費してしまいました・・・。ミルクフローサーの使い方、ミルクの温度調整、タイミングなどを色々と試行錯誤しながら行いましたが、なかなかうまくいきませんでした。
ただ私が行ってきた中で、これだけは重要だということを説明すると・・・
- ミルクの温度は、60〜65℃
- エスプレッソ、またはインスタントコーヒーやココアにクレマ(泡)があること
- ミルクは、きめ細かい小さな泡ができるまで撹拌すること
- 最初にミルクをカップに入れる際、4〜5cmくらいの高さから、1/3くらいまで入れること
- ラテアート時は、ミルクピッチャーを近づけて入れる
かなと思います。あくまで素人の意見ですが(笑)
この企画・・・とても苦労しまして、もうやりたくないと思いましたが、苦労しての達成感と自己満足に対して非常に面白みと冒険を感じました。いつかエスプレッソマシンを手に入れた際、簡単にラテアートができるよう、練習していきたいなと思いました。ラテアートの知識も少しだけ得ることができ、楽しむことができたので逆に良かったなと思います。
Youtubeについてはこちら!
それでは!