Apple HomePod mini Review
こんばんは。
今回は、さらなる音声コントロール向上と複数のデバイスで出力するスピーカーのために購入した Apple HomePod mini をレビューしたいと思います。
本ブログで、これまでに紹介した Philips Hue 関連は上出来でした。これ以上にもっと電球の操作性や、ON・OFFの切り替えによる手間の削減としてのクオリティを上げられないかと思い、HomePod mini を購入しました。
開封儀式
今回のApple製品は、iPhone 12 mini同様、Appleの公式サイトから購入しました。商品が届いた時、このような箱の状態でして、Appleお馴染み、バッテリーのような絵の取扱注意を示すロゴとデザインがありませんでした。
開け口は、テープのように引っ張って剥がすミシン目タイプです。ビニールテープで固定してある開閉式ではないので、ある程度まで剥がしたらダンボールを折って割るような形で取り出せる物かなと思っておりました。
テープ式のミシン目は思ったよりも長くて一周分あり、両方のダンボールを外して取るような形になっておりました。しかもテープ式のミシン目は意外と固く、力を強く入れてやらないと剥がすことができないくらい、ダンボールは丈夫でした。
ダンボール箱から取り出せた後、箱は最初、ビニールに包まれた状態で入っておりました。ビニールを剥がした後の箱は、艶のないマットな質感の箱でした。ちなみに、今回購入した色は「スペースグレイ」なので、箱の色は黒でした。引き締まった感じなので非常に良いです!
ワクワクしながら箱を開けてみると、HomePod mini 本体がむき出しで入っておりました。ビニール袋、傷防止のために貼られているプラスチックシールのようなものもありませんでした。
内容物
商品内容は以下です。
- Apple HomePod mini
- 20W 電源アダプタ
- HomePod mini マニュアル
- 取扱説明書
- Apple 製品1年限定保証の概要
- Apple シール
開封儀式の際、HomePod mini 本体が何も包まれていない状態で入っていたのでびっくりしたと同時に、小さくて可愛らしいサイズだったことにも驚きました。HomePod mini 本体の詳細については、後ほどじっくり説明します!
20W 電源アダプタになります。HomePod mini の色は、配線と共にスペースグレイですが、電源アダプタのみ白色のようですね。なぜこのアダプタだけ白色なのか不思議です。
この電源アダプタの最大出力ワット数は、20Wまで対応しているようで、ケーブルはType-C式になります。普通のiPhone充電器と比べると、少し大きいですね。
iPhone 11 Pro や iPad Pro に付属している充電器とは、最低出力数が異なるので、今回付属してきた充電器を使って対応することをオススメします。
HomePod mini マニュアルです。今お使いの iPhone を使って、HomePod mini へ接続する方法が記載されております。
iPhone 側で操作することが多いので、HomePod mini マニュアルは、シンプルかつ、とても簡易的に描かれておりました。iPhone の画面上での操作については、後ほど説明します。
お馴染みのAppleシールです。Apple信者と呼ばれる程、Appleが大好きな人は、このシールを使うことが多いでしょう。私はAppleが好きですが、シールを使ったオシャレなどはしないので、今回は割愛します。
取扱説明書です。製品に関しての注意事項や保証についての情報がビッシリと記載されております。海外共通の商品と言っても、英語や中国語、韓国語などの外国語文章は見当たりません。日本語のみでした。
表面・裏面共に文章だらけでした。普通に大事に使っていれば、細かく読む必要は無いでしょう。ちなみに、取扱説明書と別に入っていた “Apple 製品1年限定保証の概要” は、取扱説明書に書かれてあった内容とほぼ同じでしたので割愛します。
お待たせしました・・・。HomePod mini の本体について説明します。
手のひらに収まる程小さいとは言えませんが、ソフトボールくらいの大きさで可愛らしいサイズでした。色はホワイトを含め2種類あり、私はスペースグレイを選びました。
継ぎ目が一切ないメッシュ生地とやらで覆われた丸い形は柔らかいのかなと思いましたが、生地の外側は柔らかく、中身は少し弾力があるような硬さがあり丈夫でした。
HomePod mini のケーブルは、直接HomePod mini 本体とつながっている真っ直ぐなタイプになっておりました。ケーブルの長さは145cmと長めですが、ケーブルを曲げて置くことになると、根本が折れて使えなくなってしまう可能性もありますので注意して下さい。
HomePod mini の底には、上図のようなシールが貼られておりました。滑り止めのために、ホコリやゴミなどが付かないようにしているのかと思われます。
シールを剥がしてみました・・・なんとAppleのロゴが!!しかも、Appleのロゴ周りに、小さくてわかりづらいですが、文字が刻んでありました。
5GHz (W52, W53): Indoor use only, except connecting to 5.2 GHz high power radio station Designed by Apple in California Assembled in Vietnam A2374 EMC 3506 9V = 2.22A
HomePod mini の底より引用
あまり見ることのない底に対して、こういった素敵な配慮があるのはとても面白いし、素晴らしい・・・さすがです!
接続方法
この手順を行う前に、iPhone 側で HomePod mini の推奨するOSへアップデートすることをオススメします。あとは HomePod mini マニュアル通り、Wi-Fiに接続して、Bluetoothをオンにします。
iPhone 側で準備ができたら、HomePod mini の配線と電源アダプタを接続して、コンセントへ挿しましょう。
電源アダプタをコンセントに挿して、しばらくすると「ブゥーン!・・・キラキラ??」と音が鳴って、HomePod mini が光ります。iPhone 側に何か変化が起きていないか確認してください。
接続準備ができていれば、iPhone 側でHomePod mini についての画面が現れますので、「設定」を押して画面の指示に従って行って下さい。
なお、画面によるHomePod mini のセッティング方法については、この後説明しますので、宜しければ参考にどうぞ!
HomePod mini のセッティング方法
まず「設定」をタップします。準備ができない状態であれば、右上のバツボタンを押せば、いつでも設定のキャンセルができ、最初からやり直せます。
「設定」の次に、”このHomePodをどの部屋に設置しますか?” と聞かれますので、自分の置きたい部屋を対象に選択します。(私の場合、Philips Hueで、すでに作成していたため、”My room” を選択しました。)
“HomePodでApple Music” という表示が出ますが、私の場合 Apple Musicへ加入しておらず、加入するつもりはないので、「今はしない」をタップしました。
HomePod mini の設定をしている iPhone に対して、Siriを使って様々なアプリや情報にアクセルできる機能を使用するか聞かれます。この設定は、後ほど変更できますので、とりあえずどちらか選びましょう。
ちなみに “パーソナルリクエストを使用” をタップすると、位置情報の共有についての使用許可が求められます。パーソナルリクエストを使用するには、iPhoneが「位置情報を共有」の共有元として設定されている必要がありますので、設定する場合は「このiPhoneを使用」をタップします。
パーソナルリクエストを使用・使用しないをタップすると、”利用規約” へ移ります。利用規約を見て、「同意する」をタップします。
今 iPhone で使用している iCloudアカウント 、Wi-Fi、設定をHomePod mini へ転送するために「設定を転送」をタップします。
すると、”HomePod を枠の中央に入れてください” と表示されますので、その通りにするか、「パスコードを手動で入力」をタップして、パスコードを入力します。
HomePod を枠の中央に入れる場合、iPhoneを操作して HomePod mini が枠の中央に入るようにして動かしましょう。
うまくできると “設定中” と表示されます。この時、少し時間がかかりますので注意してください。
設定が完了すると “こんにちは●●さん!” と表示されます。●●は、iClouldで設定した名前が表示されます。
しばらくすると “このように尋ねてみてください:” と表示されますので、実際に「Hay Siri、どんなことができるの?」と言ってみてください。
すると Siri について、様々なことを教えてくれますので、しばらく聞いてあげましょう。理解できたら「続ける」をタップします。
“いくつかの機能は、このネットワークでは動作しない可能性があります” という図が表示されたら、「完了」を押せばセッティング終了です。お疲れ様でした。
セッティング後・・・
これでセッティング完了しました。実際に音楽を流してみたところ、今使っているスピーカーとは、全く別物のスピーカーでした。
今使っているスピーカーは、Creative T100 なのですが、低音・高音共に音の大きさはバランスが良いのですが、音の低音・高音に強弱がなく、軽くスッキリとした感じに聞こえます。
HomePod mini は、低音一つ一つの音が重く聞こえ、部屋全体に音が響き渡るほどの強さを感じました。ただ高音に関しては、なかなか聞き取ることができず、ポータブルスピーカーのような少し荒いような音質に聞こえました。
音の再生による HomePod mini の切替に関しては、切り替るのに少し時間がかかりました。無線から無線の接続は、やはり時間がかかるようです。ただ、HomePod mini からヘッドホン接続しているスピーカーの切替に関しては、早くヘッドホン接続に切り替わりましたので、無線から有線切替であれば、ストレスなく早く接続できそうです。
また Siri による操作では、予めアプリ “ホーム” で何かしらの言葉と実行コマンドを設定していないと、うまくできないことが多々ありました。また例えばですが、Youtubeでの再生からの一時停止はできますが、一時停止からの再生は、音楽アプリが優先されてしまい、Youtubeで再生を行うことができませんでしたので、何かしらの改善が必要ですね。時間をかけて検証していきたいと思います。
まとめ
HomePod mini は、ソフトボール並に小さく、頑丈そうで良かったです。設定は多少時間はかかるものの、iPhone で簡単に行うことができ、すぐに使うことができました。
音質については、低音が強く、部屋全体に響く渡るような強さがあり良かったのですが、ポータブルスピーカーのような荒い感じの音質でした。
音の再生による切り替りは、無線同士だと時間がかかりましたが、無線・有線接続の無線からの有線接続だと、ストレスを感じない程、早く切り替りました。
Siri による操作では、アプリ “ホーム” で、いかに言葉と実行コマンドが連携されるかがポイントです。一つ一つの実行コマンドに対して、細かい設定をしないと効果が発揮されないようです。
今回、HomePod mini を買ってみての音質は、人それぞれの好みによりますが、私は何気に良かったです。正直ポータブルスピーカーっぽいような安い音質かと思っておりました。HomePod mini をもう1つ買って、ステレオのような感じに仕上げても良いかなと思いました!
音声コントロールによるアプリ操作は、まだ初めたばっかで、コツが掴めておりません。時間をかけながら、ゆっくり自分自身で何かしらの改善をしていき、完璧に使えるようにしたいと思います!
Youtubeについてはこちら!
それでは!