Apple AirTag Review
こんばんは。
今回は、2021年4月21日に発表された、Appleの新製品 AirTag についてレビューしたいと思います。この製品は、iPhoneと連携することによって、”探す”Appから自分の持ち物を見つけることができる製品になります。
もともとAppleの新製品発表前からリーク画像が出回っていたことで有名になっておりました。それと、自分の持ち物の探索や紛失にも困っていて、このような製品を買いたいなと思っていたところでした。それでは早速、開封レビューから紹介していきたいと思います!
開封儀式
今回は、Appleの公式HPで購入しました。Apple製品はとても人気があり、どの商品が品薄になるのかわからなく、店舗販売数も把握できなかったので、発売開始時刻丁度にアクセスして購入しました。
内容物
商品内容は以下です。
- AirTag 4 pack (¥12,800)
- belkin Secure Holder with key Ring black (¥1,580)
- belkin Secure Holder with key Ring white (¥1,580)
- belkin Secure Holder with Strap black (¥1,580)
今回、4個入りのAirTagと、AirTagを取り付けられる belkinのアクセサリー 3個になります。
AirTagは、1個入りと4個入りのどちらかを購入することができます。コスパを考えると、4個入りの方が良いかと思います。
belkinのアクセサリー 3個のうち、key Ring(キーリング)が2個、 Strap(ストラップ)が1個になります。
AirTagを開封!
先にAirTagを紹介したいと思います。箱は、Apple特有の白が強調された外観となっておりました。この箱の薄さでAirTag 4個がどのように入っているのか楽しみです。
商品内容は以下です。
【AirTagが入っている折り畳みの紙ケース(簡易的な説明書き有)】
- AirTag本体 4個
【取扱説明書】
- Apple製品1年限定保証の概要
- 安全性および取り扱い
- Regulatory Compliance Information
AirTag本体 4個は、折り畳みの紙ケースに入っているようですね。取扱説明書3枚は、AirTagを使用するにあたっての注意書きでした。特別誤った使い方をしなければ、細かく読む必要はないでしょう。また、世界中に愛されているブランドであることから、様々な言語が記載されておりました。
AirTagが入っている折り畳みの紙ケースを開くと、うまい具合にAirTagが4個入っておりました。しかもケース自体が紙・・・ペーパータイプでリサイクルをしやすいことから、環境運動にもきちんと取り組んでいることがわかります。
折り畳みの紙ケースの両端に、AirTagを使う前に必要な簡易的な説明書きが載っていて安心しました。左側の説明書きを確認すると、どうやら今使っている iPhone のiOSが最新のもの(14.5以降)でないと使えないようです。また、AirTagはBluetooth信号を送受信して使うため、Bluetoothをオンにする必要があります。
- まず、デバイスの iOS 14.5 以降にアップデートする必要がある。
- Bluetoothをオンにしないと使えない。
次に、右側の説明書きには、AirTagのフィルムを剥がして、デバイスを5cmくらいまで近づけて、画面上の指示に従って操作すれば使えそうと書いてありますので、思ったよりも簡単そうで良かったです。
折り畳みの紙ケースから、AirTagを取り出してみました。折り畳みの紙ケース右側に書いてあったとおり、搬送時から電池が誤作動しないようにフィルムが貼られておりました。
フィルムの表面を剥がすと、フィルムの折り目に矢印が描いてありますので、矢印が示している方向へフィルムを引っ張って剥がします。フィルムを剥がすと電池が作動するせいか、音が鳴りました。これでAirTagの設定ができるようになったと思います。
- フィルムを剥がすと電池が作動し、AirTagから音が鳴る。
- 音が鳴る合図と共に、AirTagの設定ができるようになる。
フィルムを剥がした後のAirTagになります。
- 直径 31.9mm
- 厚さ 8.00mm
- 重量 11g
AirTagのサイズが31.9mm、厚さも1cm未満であることから、大きさは500円玉よりも少し大きめのサイズ・・・ピンバッチぐらいの大きさになるのではないでしょうか。小さくて無くしやすいサイズではありますが、デバイスによって簡単に見つけることができる・・・という点から面白みがありますね。
ちなみに、AirTagの表面・裏面の基準はわかりませんが、片面には、Appleロゴが刻印されていて、銀色に輝いております。
Appleのロゴが刻印されている片面の裏側は、オセロのような白い碁石のような感じでした。囲碁で他の碁石と混ぜて使ってもバレなさそうですね。
AirTag belkin アクセサリーについて
今回、AirTagのbelkin アクセサリーは3個購入しました。購入するAirTagは4個・・・belkin アクセサリーの数が1個足りないのではないかと思いますが、私はAirTag4個のうち1個は、belkin アクセサリーに付けないでそのまま使いたかったので、belkin アクセサリーは3個にしました。
各商品を開封した結果、商品内容は以下になります。
- AirTagの各ホルダー(白色・黒色)
- キーリング及びストラップ
- 各パーツが入っていた紙ケース(簡易的な説明書き有)
- 中国語の取扱説明書
中国語の取扱説明書、各パーツが入っていた紙ケース(簡易的な説明書き有)については、これから組み立て方などを説明しますので、あえて写真には載せませんでした。
それに簡易的な説明書きを載せなくても、実際に触って組み立てる方法は、ご自身で理解できる程、簡単かと思います。
belkinは、家電製品向けの充電器やデバイス関連のアクセサリーを取り扱うブランドということもあって、安心して使えそうです。まあ・・・今回、私がbelkin アクセサリーを選んで購入した理由については、Appleの公式HPに、アクセサリーとして販売していたのを見て、他の商品と比較する面倒さを省けたからでもあります。
AirTag ホルダーの組み立て方
それでは組み立てについて説明しましょう。
今回購入したbelkin アクセサリーのホルダーは、キーリング及びストラップ以外、全て同じように組み立てることができる共通物になっております。今回は、白色のホルダー(キーリング)を例に組み立てます。
まず、AirTagを片方どちらかのホルダーへ入れます。AirTagのAppleロゴ有り・無しの向きについては、どちらでも構いません。
次に、ホルダー片方のAirTagを挟むようにして取り付けます。
あとは、手でホルダーを回転させて、ホルダーの穴が合う位置まで回して取り付けるだけです。
ホルダー同士の穴まで合わせるようにして回すと、ピッタリ取り付けることができました。ちなみにAirTagを取り外したいときは、ホルダー同士を逆方向へ回転させれば、取り外すことができます。
あとは、付属のキーリング及びストラップをホルダーの穴へ通せば完成です!ホルダーの穴にキーリング及びストラップを通してしまえば、AirTagが落ちることはないでしょう。
試しに、キーリング及びストラップを付けたまま、ホルダー同士を回転させて取り外す実験を行いましたが、ホルダー同士が分解することもなく、AirTagも安定して固定されたままでした。
- ホルダーの穴にキーリング及びストラップを通せば、AirTagは外れない!
キーリングを付けた白色のホルダーを、試しに鍵ホルダーに付けてみました。持ち運びや触った感じだと、非常に良い感じでした!
belkin アクセサリーをAirTagへ全て取り付けてみた結果です。ホルダー全てに統一感があって、見た目や扱いやすさ共に良い感じです!ホルダー自体はプラスチックで出来ておりますが、先程も記載したとおり、よっぽどのことが無い限り、AirTagが外れることは無いでしょう。
AirTagをデバイスへ接続・使用する方法
それでは、いよいよAirTagをデバイスに接続して、使用していきたいと思います!先程も記載したとおり、デバイス、AirTag共に準備が出来ていないと、AirTagを使用することはできませんので注意してください。それと、機内モードを解除しておく必要があります。
- デバイスの iOS 14.5 以降にアップデート、Bluetoothをオンにしないと使えない。
- AirTagのフィルムを剥がすと使えるようになる。
AirTagとデバイスの接続方法
デバイスの iOS 14.5 以降にアップデート、Bluetoothをオンにして、フィルムを剥がしたAirTagに近づけると接続画面が出ます。接続画面が出来たら、”接続”をタップしてください。ただし、複数のAirTagがあると認識しずらい場合があるので注意してください。
“設定”をタップすると、AirTagの名称を設定できます。持ち物の設定できる名称はたくさんあります。他に自分自身で持ち物の名称を作成することもできます。名称を設定できたら”続ける”をタップします。
※今回は例として、Key(鍵)を選択しました。
“続ける”をタップすると、”このAirTagをApple IDに登録”に移りますので、登録したApple IDと名前を確認して、AirTagを登録するため”続ける”をタップします。
“続ける”をタップすると、”●●のKeys”として、設定されます。”設定中”画面から成功すると、”探す”Appで表示することができます。”探す”Appをタップして使いたいところですが、今は”完了”をタップしてください。
“探す”Appの位置情報サービスの設定
“探す”Appにて、探す機能 “正確な場所を見つける” を本領発揮してもらうために、”探す”Appの位置情報サービスをオンにしていきます。
“設定”Appから検索にて、「プライバシー」と入力して検索し、”プライバシー”をタップします。
“プライバシー”で、”位置情報サービス”をタップしてください。タップすると、”位置情報サービス”をオンにし、”探す”をタップしてください。
タップすると、”探す”の位置情報サービスに行きます。すると、”位置情報の利用を許可”の欄に、”このAppの使用中のみ許可”にチェックマークが入るよう、タップしましょう。そしたら、”正確な位置情報”という項目が現れますので、こちらもオンにします。
これで”探す”Appの位置情報サービスがオンになり、”正確な位置情報”も使えるようになりました。
“探す”Appについて
先程の”探す”Appの位置情報サービスの設定が終わったら、”探す”Appを起動しましょう。起動後、”持ち物を探す”をタップして、探したい物をタップしましょう。
※今回は例として、Key(鍵)を選択します。
今回は例として鍵をタップすると、”●●のKeys”と表示されます。表示された中で”探す”をタップすると、”探索中”の画面へ移ります。
※ここで”探す”ではなく、”ルート”と出ている場合、”探す”Appの位置情報サービス含め、”正確な位置情報”がオンになっていない可能性があります。
また、”正確な場所を見つける” 機能に対応できないデバイスもあります。現段階では、iPhone 11 〜 iPhone 12 シリーズまで、対応可能となります。
詳しくはApple公式HPにてご確認下さい。
“探索中”の画面へ移った後は、探索画面の指示どおりに従ってください。
探している鍵に近づいて行くと、信号をキャッチして鍵の在り処まで誘導してくれます。動き回ってると、鍵がある方向へ示す大きな矢印のロゴが現れます!
ある程度近づいていくと、緑色の画面に変わります。緑色の画面に変わると同時に、iPhoneが微妙に振動して、鍵がある場所を教えてくれます。
“ここ”と表示されたら、その位置に鍵があるはずです!私は実際に何度か試してみまして、この方法で鍵を見つけることができました。
ある程度の距離まで近づき、わからなくなったら、音を頼りにして見つける方法もあります。”サウンドを再生”をタップすると、AirTagから音が鳴ります!
紛失モードについて
また、外出中に鍵を紛失した場合、”紛失モード”として機能することもできます。
“紛失モード”の”有効にする”をタップしてください。タップ後、あなたが設定したApple IDと名前が表示されます。”機能の説明”に従い、”続ける”をタップしてください。
すると、”電話番号”の入力が求められますので、そのとおりに入力して”次へ”をタップしてください。タップ後、”紛失モード”画面に移りますので、”有効にする”をタップすれば、”紛失モード”になります。
“紛失モード”を解除したい場合は、”紛失モードの”有効”をタップします。
そしたら、”紛失モードをオフにする”をタップしてください。
すると、”紛失モードをオフにしますか?”という最終的な確認メッセージが出ます。紛失モードをオフにしたい場合は、”オフにする”をタップしてください。
タップすると、紛失モードが解除されます。
ここでは、鍵を例として行いましたが、財布などを本当に紛失した場合、紛失モードにするだけでなく、クレジットカード類の無効化も行うようにして下さい!!
※AirTagで見つけられそうとはいえ、財布が手元に入るまでは、安心できないと思います!
まとめ
というわけで、いかがでしたでしょうか。今回のレビューについて、以下にまとめました!
- デバイスを準備すれば、すぐに使うことができる!
- 大きさや重さも丁度良い!
- 持ち物を設定できる種類が幅広い!
- 音を鳴らして探すこともできる!
- デバイスの iOS 14.5 以降にアップデートする必要がある。
- AirTagの値段が少し高い。
- 古いデバイスだと”正確な場所を見つける”ができない。
- 持ち物を紛失モードにしても安心できない。
AirTagの”正確な場所を見つける”を使える条件は、2021年4月時点では iPhone 11 から iPhone 12 シリーズまでということもあって、古いiPhoneは使えないようです。ただし、古いiPhoneの”探す”Appに関しては、AirTagを認識して、持ち物を探すことができました。
AirTagを使う前、準備が必要だったiPhoneは、最新のiOSへアップデートしたり、位置情報サービスをオンにしなければならないというようなことがあって、少し面倒でした。
ただ、iPhoneの”探す”Appの”正確な場所を見つける”を使わなくても、AirTagから音を頼りに、音を鳴らして見つけることもできるので、”正確な場所を見つける”に対応したiPhoneでなくても、古いiPhoneでも見つけることはできます。
- 現時点では、iPhone 11 〜 iPhone 12 シリーズのみ、”正確な場所を見つける”に対応。
- 古いiPhoneでも、最新のiOSへアップデートすれば、”探す”Appで持ち物を探せる。
- “正確な場所を見つける”を使わなくても、音を頼りに見つけられる。
AirTag自体は小さいですが、”探す”Appを使ってちゃんと探して見つけることができます!これで、持ち物関連の紛失や忘れ物における出かける前、出かけた後のパニックが無くなりそうです!!
Youtubeについてはこちら!
それでは!